カキフライの発祥は日本?居酒屋の飲み会で語れる歴史と美味しい雑学

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はじめに
居酒屋での飲み会や会食の席で、メニュー表にあるとつい頼みたくなるカキフライ。
サクッとした衣をかじると、中から熱々で濃厚な牡蠣の旨味がジュワッと溢れ出し、冷たいビールやハイボールとの相性は抜群ですよね。

でも、このカキフライ。実はいつ頃から食べられるようになったのか、なぜあんなにサクサクで美味しいのか、深く考えたことはありますか。

実は、カキフライには飲み会の席でちょっと自慢できるような、面白い歴史や美味しい雑学がたくさん隠されているのです。

 

【この記事で分かること】

  • カキフライは日本生まれの洋食?歴史とルーツ
  • カキフライに合う調味料やお酒の選び方と居酒屋での楽しみ方
  • カキフライが食べられるおすすめの居酒屋情報

カキフライの発祥と歴史!実は日本生まれの洋食って本当?

カキフライの由来と西洋料理からの進化

日本の食卓や居酒屋で大定番のカキフライですが、実は西洋からそのまま伝わってきた料理ではないということをご存知でしょうか。 カキフライは、明治時代の日本で誕生した「日本独自の洋食」だと言われています。

文明開化の時代、西洋からフランス料理などの肉料理や魚料理が日本に入ってきました。当時の西洋料理には、素材に小麦粉などをまぶして細かいパン粉をつけてバターで焼く「コートレット」という調理法がありました。 しかし、当時の日本人にとってバターの強い風味は馴染みが薄く、また調理の手間もかかるものでした。

そこで、日本の料理人たちは、天ぷらの技術を応用し、たっぷりの油で揚げるという画期的な手法を編み出しました。 そして、魚介類の中でも古くから日本人に愛されていた「牡蠣」に、粗めのパン粉をつけて油でサクッと揚げたのがカキフライの始まりとされています。 とんかつやエビフライと並び、カキフライは日本の職人の知恵と工夫が生み出した傑作なのです。

 

海外にカキフライはある?英語での呼び方と世界の牡蠣事情

海外にカキフライはある?英語での呼び方と世界の牡蠣事情
日本発祥の洋食であるカキフライですが、海外にも牡蠣を揚げる文化は存在します。 アメリカなどでは「フライドオイスター」と呼ばれる料理があり、これも牡蠣を油で揚げたものです。 しかし、日本のカキフライとは少し衣の質が異なります。
海外のフライドオイスターは、コーンミールと呼ばれるトウモロコシの粉や、非常に細かいパン粉を使用して揚げられることが多く、スナック感覚の軽い食感が特徴です。 一方、日本のカキフライは、水分を含んだ粗めの生パン粉を使用することが多く、外はザクザク、中はふっくらとした独特のコントラストを持っています。
そのため、海外の日本食レストランなどで日本のカキフライを提供する際は、そのまま「Kaki Furai」や「Japanese style fried oyster」と表記されることもあります。 日本のカキフライのあの圧倒的なサクサク感は、世界的に見ても非常に珍しく、独自の進化を遂げた食文化と言えるでしょう。

カキフライの美味しさを引き立てる調味料の歴史と雑学

タルタルソースの歴史とカキフライとの相性

カキフライに欠かせない相棒といえば、まろやかな酸味が特徴のタルタルソースです。 タルタルソースの「タルタル」という名前の由来をご存知でしょうか。 これは、中央アジアなどの遊牧民である「タタール人」に由来していると言われています。彼らが食べていた、細かく刻んだ肉や野菜を混ぜ合わせた料理がヨーロッパに伝わり、細かく刻んだ具材が入ったソースを「タルタル風」と呼ぶようになったのが始まりとされています。
マヨネーズをベースに、ピクルスや玉ねぎ、ゆで卵などを細かく刻んで混ぜ合わせたタルタルソースは、カキフライとの相性が抜群です。 マヨネーズのコクが牡蠣の濃厚さを引き立て、ピクルスや玉ねぎの酸味が揚げ物の油っぽさをスッキリと中和してくれます。

 

カキフライにレモンをかけるのはなぜ?

居酒屋でカキフライを注文すると、必ずと言っていいほどお皿の端にカットレモンが添えられています。 揚げ物に酸味を足してさっぱりさせるため、という味覚的な理由はもちろんですが、実は栄養面でも非常に優れた組み合わせなのです。
牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高く、鉄分や亜鉛などのミネラルを豊富に含んでいます。 レモンにたっぷりと含まれている「クエン酸」や「ビタミンC」は、そうした牡蠣の栄養素と一緒に食べることで、より体に嬉しい組み合わせになると言われています。 カキフライにレモンを搾るという行為は、さっぱりと美味しく食べるための、先人の素晴らしい知恵なのです。

 

出典:文部科学省 食品成分データベース

 

ソースや醤油で変わる味わいの違いを徹底比較

カキフライの調味料はタルタルやレモンだけではありません。 洋食の定番である「ウスターソース」や「中濃ソース」をかけると、ソースに含まれる野菜や果物の旨味、スパイスの香りが衣に染み込み、ご飯やお酒がどんどん進む力強い味わいに変化します。
また、意外とファンが多いのが「醤油」です。 揚げたてのカキフライに数滴の醤油を垂らすと、醤油の香ばしさと牡蠣の磯の香りが絶妙にマッチし、和風の落ち着いた味わいを楽しむことができます。 飲み会の席で、「カキフライには何をかけるか」というテーマは、それぞれのこだわりが出るため、話のネタとしても非常に盛り上がります。

カキフライと一緒に楽しみたい!居酒屋でのお酒のペアリング

カキフライのサクサク感と相性抜群のビール・ハイボール

居酒屋でカキフライを頼んだら、やはりお酒とのペアリングを楽しみたいものです。 カキフライの良き相棒として真っ先に挙がるのが、冷えた生ビールや強炭酸のハイボールです。
揚げ物であるカキフライを口に運ぶと、衣の油分と牡蠣の濃厚なエキスが口いっぱいに広がります。 そこへ、よく冷えたビールやハイボールを流し込むことで、炭酸の心地よい刺激が口の中に残った油分を綺麗に洗い流し、口内をさっぱりとリセットしてくれます。 このリセット効果により、「もう一口カキフライが食べたい」という欲求が無限に湧いてくる最高のループが完成します。

 

カキフライのサクサク感と相性抜群のビール・ハイボール

ビールやハイボールだけでなく、日本酒もカキフライとの相性が素晴らしいお酒です。 牡蠣にはアミノ酸などの旨味成分が豊富に含まれています。 日本酒もまた、お米の発酵によって生まれた旨味を多く含んでいるため、カキフライと日本酒を合わせることで、旨味同士が掛け合わさる「相乗効果」が生まれます。
カキフライに合わせるなら、スッキリとした辛口の純米酒や、少し酸味のある爽やかなタイプの日本酒がおすすめです。 牡蠣の磯の香りを優しく包み込み、油の重たさを流してくれるため、和の趣を感じながらゆったりとカキフライを味わうことができます。

 

居酒屋で極上のカキフライを!チムニーがお届けするおすすめフェアメニュー!

カキフライの歴史や美味しくなる理由を知ると、無性にプロが揚げた本格的なカキフライが食べたくなってきませんか。

 

よくある質問

Q.カキフライのカロリーや栄養素はどれくらいですか?
A.カキフライは調理法や大きさにもよりますが、一般的な中くらいのサイズで1個あたり約50から70キロカロリー程度です。牡蠣自体はヘルシーな食材で、さらに鉄分や亜鉛などのミネラルが豊富に含まれており、非常に嬉しい栄養素が詰まった食材です。

 

Q.カキフライはいつが一番美味しい旬の時期ですか?
A.カキフライに多く使われる真牡蠣は、海水温が下がる秋から冬にかけて、産卵に向けて身にたっぷりと栄養を蓄えます。そのため、一般的に11月から翌年の3月頃までが最も身がふっくらとして旨味が濃くなる、カキフライの美味しい旬の時期と言われています。

 

Q.居酒屋でカキフライを頼む時のおすすめのタイミングは?
A.カキフライは何よりも「揚げたて」が命です。衣のサクサク感を楽しむためにも、席に着いて最初の乾杯ドリンクと一緒に注文するか、お刺身やサラダなどの前菜を楽しんだ直後の、温かい料理が欲しくなるタイミングで注文するのがおすすめです。

 

まとめ:カキフライの歴史と雑学を知って、居酒屋で極上の一口を味わおう! いかがでしたでしょうか。

普段何気なく食べているカキフライですが、実は日本発祥の独自の洋食文化であり、そこにはレモンやタルタルソースとの理にかなった相性など、知れば知るほど面白い雑学が詰まっていました。
次に居酒屋へ行った際は、ぜひ同僚や友人との話題作りに、今回ご紹介したカキフライの雑学を披露してみてください。 そして、その知識を肴にしながら、チムニーグループの店舗で「カキフライ」と美味しいお酒の最高のペアリングを体験してみてはいかがでしょうか。