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会社案内

Message from CEO

ご挨拶

⽇頃はチムニーグループへ、格別のお引き⽴てを賜り、誠にありがとうございます。
「食」と「飲」を中心とした食の総合サービス産業への発展を目指し、安全・安心・美味しさとともに、楽しい空間と時間をお客様に提供し、地元はもちろん世界中のお客様に真心をこめておもてなしをしてまいります。 本年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に努め、安全安心への取り組みを続けつつ、お客様の食事需要に呼応できるメニューと店舗づくりに力を注いでまいります。
  • 3つの指針

    ①食の総合サービス産業へ。 食事業態と居酒屋をミックスし、昼夜通してお客様にご支持いただける店舗展開

    新しい生活様式に対応し、昼夜通してお客様に満足いただける商品とサービスが提供できるよう、店内飲食は勿論テイクアウト・デリバリーなど、あらゆる角度からの食と飲の提供に力を注いでまいります。 食事業態「牛星」「安べゑ」「はなの屋」など新業態への転換を促進する一方で、主力業態「はなの舞」「さかなや道場」のリブランディングにより既存店の活性化を進めてまいります。企業理念である、「お客様から『ありがとう』をいただく」ことを使命と考え、「出会い・語らい・憩い・癒しのサービス」がご提供できるよう、逆境の中、今できることは何かを考え常に挑戦してまいります。

  • ②アライアンス。協同領域と競争領域の分断と並存。食事業態の拡大充実

    外食産業を取巻く厳しい環境を乗り越えるためには、協同と競争を切り分け、同時進行させることが必要だと考えます。 同じ業界内での協同、つまり商品仕入れや物流などでの協同領域の拡大強化と、他業界への協同領域波及による新たな価値創造を目指してまいります。 2018年11月に株式会社つぼ八の株式34.0%を取得し、持分法適用会社となりました。 2017年6月にはマルシェ株式会社の11.2%(対発行済株式総数)を取得し、筆頭株主となっております。 2020年は、北海道に強いつぼ八社、関西に強いマルシェ社、関東に強いチムニー社の3社が各地で合同配送センターを設置し、物流での協同をスタートいたしました。 協同領域で相互に強くなりつつ、競争領域では、お客様に喜んでいただけるよう、お互いに切磋琢磨してまいります。 2019年12月、株式会社シーズライフの株式取得以降、焼肉業態「牛星」ブランドの出店を加速しております。 2017年12月事業譲受により発足した、オムライス・ハンバーグなど洋食をメインとする66洋食事業部も含め、食事需要をメインとした店舗の拡大を進めております。 今後もアライアンスによる専門性を追求した新業態の開発に力を入れてまいります。

  • ③6次産業化深耕と、地産地消・地産全消・地産店消の進展

    当社は、生産・加工・流通販売までの一貫した6次産業化体制を深耕し、お客様に価値ある商品を提供する当社の価値訴求の源泉としております。 主力の水産商品充実の一例として、当社が協同開発した飼料を用いて大分県佐伯市沖にて畜養された、深いコクととろけるような甘みが自慢の本マグロの調達を行っています。 6次産業化体制の構築によって、獲る漁業から育てる漁業への転換を図り、企業としての社会的責任の遂行にも尽力してまいります。 店舗では、地産地消・地産全消をさらに発展させ、各地方の「うまいもの」を、そのお店でしか味わえない“地産店消”メニューとして提供しています。 ご家族やご友人と、職場の皆様と、地域の方々と、またお一人でのお食事と、お客様のそれぞれのシーンで、くつろぎながらその店で一番美味しい「一灯商品」を楽しんでいただける店作りを進めてまいります。 お客様はもちろん、株主様、お取引先様、FCオーナー様、従業員、あらゆるステークホルダーの方々と共に繁栄し、最高の品質と心のこもったおもてなしを通じて、「地域社会の人々の、健康で豊かな社会の実現に貢献する」という願いを実現していく所存です。 チムニーグループにご愛顧とご支援を賜りますよう、役職員一同心よりお願い申し上げます。

2023年 チムニー株式会社 代表取締役社長 茨田 篤司