おせちの中身、どうする?おせちの由来や豆知識もご紹介!
12月も下旬に入り、2025年へのカウントダウンが始まりましたね。
お正月はどう過ごすかお決まりですか?
家族で食卓を囲むのであれば、良い1年のスタートを切れるよう食事の準備はしっかりしておきましょう。
さて、2024年最後のおいしい話題はお正月の定番料理「おせち」でお届けします!
おせちの名前の由来、込められた意味や願い、入っている食材まで盛りだくさんでご紹介します!ぜひ最後までご覧ください!
おせちの名前の由来
お正月の食卓を彩るおせち料理。
「おせち」という名前には、どういう意味があるのかご存じでしょうか?
その名前の由来は、平安時代に宮中で行われていた「御節供(おせちく)」という行事からきています。
弥生時代に、中国から「節(せち)」を季節の変わり目とする文化が伝わったのが始まりです。
それから人々は「節」すなわち「季節の変わり目」(端午の節句や七夕など)ごとに収穫を神さまに感謝を示すためにお供えものをするようになりました。その風習は「節供(せちく)」と呼ばれ、次第に定着していったのです。
そのお供え物が「御節(おせち)料理」と呼ばれており、それが現代のおせちとなりました。
おせちに込められた意味とは?
日本では古来より収穫したものをまず神に供える慣習があり、そのお下がりをいただくのを直会(なおらい)といい、神の持つ力をいただくことを意味しました。
先述したように、おせちも歳神様(としがみさま:各家庭に新年の幸せをもたらす神様)にお供えするために作られていました。
そのお供えしたおせちをいただくことで『福を招き災いを打ち祓う』と考えられるようになり、おせちはお正月に皆で食べる定番料理となったのです。
このように、めでたい日に食べられているおせち。
重箱に入れられているのも「祝い事を積み重ねる」という意味が込められているからです。
重箱は上から「一の重」、「二の重」、「三の重」、「与の重」(四は死を連想させて縁起が悪いため)、「五の重」と数えます。
(近年では家族の数が減ったことや、おせちを作るのは手間がかかるという理由から、三段重が主流になりつつあります。)
実は、それぞれの重に入る食べ物が決められています!
例をご紹介しますので是非覚えておいてくださいね。
【一の重】祝い肴
黒豆…「マメに働いて元気に過ごせますように」や「しわが寄るほど長生きできますように」など、勤勉や健康に関する願いが込められています。
数の子…数の子はニシンの卵であることから、二親から大勢の子が出るという言葉をかけて子孫繁栄を願っています。
【二の重】口取り、酢の物
伊達巻き…物のような見た目が書物を連想させることから「学業成就」の願いが込められています。
栗きんとん…きんとんは漢字で「金団」と書けることから「金運上昇」や「商売繁盛」の意味が込められています。
【三の重】焼き物
鰤(ブリ)…出世魚と呼ばれていることから、将来出世できるようにと願いを込められています。特に西日本で正月に欠かせない魚となっています
鯛(タイ)…めでたいとの語呂合わせで祝い膳には欠かせない料理です。
海老…海老のように背中が丸くなるまで長生きができるようにと願って入れます。
【与の重】煮物
里芋(八つ頭)…里芋は掘り起こしたときに小芋をたくさん連れて出てくることから子孫繁栄を願っています。
れんこん…れんこんに空いた穴から先をのぞけることから「未来の見通しがよい」という意味が込められています。
【五の重】空(から)
神様からの福を詰めるために空にしておきます。
現代でよく用いられる三段重の場合は、以下のようになります。
【一の重】祝い肴、口取り
【二の重】酢の物、焼き物
【三の重】煮物
ご紹介したのは一部の食材ですが、他にも縁起が良いとされている食材がたくさんあります。もしご自身でおせちを作るなら、この記事も参考にしながら色々調べてみてくださいね!
まとめ
以上、2024年最後のおいしい話題でした!
豆知識として役に立ったのではないでしょうか?
今年もチムニーグループのおせちを数多く注文賜りまして、誠にありがとうございました!
チムニーのおせちにも紹介した料理の他、こだわりの素材を詰め合わせております!
是非お正月は家族みんなで楽しんでいただけると幸いです。
今年もお疲れ様でした。
2025年も笑顔で美味しい料理を提供して参りますので、チムニーをよろしくお願いいたします!
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