
夏はHotに!激辛フードに挑戦してみよう
さて、今回のテーマは、ピリッとした刺激が人々を惹きつける「激辛フード」です!
カレーや麻婆豆腐、担々麺など、辛さが売りの料理は多くの人に愛されていて、年中人気がありますよね。
体が冷える冬に食べたくなるのは自然だと思いますが、夏の暑い日に食べたくなるという方も多いのはなぜでしょうか。
その理由は、辛い食べ物に含まれる成分にあるのです。
今回は、多くの人を熱くさせる激辛フードの秘密に迫ります!
皆さんもこの夏、激辛フードにチャレンジしてみましょう!
どうして暑い日に食べたくなるの?
その理由は、辛い食べ物に含まれる「カプサイシン」の発汗作用にあります。
皆さんも辛い物を食べると体が温まり、じわじわと汗がにじんでくるのが分かるかと思います。
カプサイシンがアドレナリンの分泌を活発にし、脂肪代謝やエネルギー代謝を促進してくれているのです。
暑いのにもっと汗をかくの?と思ってしまいそうですが、汗は人間の重要な体温調節機能になります。皆さんが風邪をひいた時に熱が出るのと同じ仕組みで、汗をかくことで体温を下げているのですね。
更に、カプサイシンには胃を適度に刺激することで唾液を分泌させる働きもあり、食欲増進も期待できます。食欲不振に陥りやすい夏バテの時期にも役立つのです!
辛さを中和して食べるには?
辛い物が好きな人は単体で食べられるかもしれませんが、苦手な人は辛さを和らげてくれるものが無いと食べられないのではないでしょうか。
そんな方のために、辛さを中和してくれてかつ美味しく楽しめる激辛フードの相棒をご紹介します!
●チーズ
カレーにチーズ、キムチにチーズ…もはや何にでも合う、定番であり万能食品。
チーズが辛さを和らげてまろやかにしてくれるでしょう。
●牛乳・豆乳
「豆乳ラーメン」というのがあるように、スープに豆乳や牛乳を入れてみるとコクが出て、味に深みが出ます。辛さを和らげるのにちょうどいいので、試してみてください!
●ラッシー
こちらはカレーの本場・インドの飲み物で、カレー屋さんでよく提供されていますね。
飲むヨーグルトのような味わいで、辛いカレーを食べた後に飲むとまろやかな甘さが際立ってとっても美味しいです。
●卵
他に紹介したものは乳製品が多いですが、卵も乳製品と同じようにまったりした味わいですよね。この味わいが辛さを少しだけ打ち消してくれます。麻婆豆腐などに合わせるとおすすめです!
●マヨネーズ
辛さを和らげるには、油分のある食べ物も効果的でしょう。カプサイシンは水にはほとんど溶けませんが、油やアルコール、酢には溶けやすく、辛さを中和してくれる働きが期待できるのです。
みなさんはどの組み合わせがお好みでしょうか?
辛さにあまり強くない…という方も、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
食べすぎには要注意!
これまでお話ししたように、辛い食べ物には嬉しい効果も盛りだくさんなのですが…辛い物が好きな方は特に、食べすぎに注意です!
辛味は味覚ではなく痛覚といわれるように、辛い食べ物が苦手な方は口から火が出そうなほど熱さや痛みを感じると思います。それほど、辛い物は体への刺激が強いということです。
大量のカプサイシンが体内に入ると、粘膜が傷つきやすくなって胃やのどが荒れます。体調が悪い時は普段よりも辛い物に対する感受性が高くなっていることがあるので、たとえどんなに好きでも辛い物は控えてください。
同じ量のカプサイシンであっても、感受性の強さや慣れによって感じる刺激の強さが異なるので、無理せずに自分に合った辛さで食べるようにしましょう!
まとめ
激辛フードの秘密、皆さんに興味を持っていただくことが出来ましたでしょうか?
夏バテ気味だな~という方や、という方は、この夏ぜひ激辛フードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
苦手な方も無理はせずに、みなさん元気にお過ごしください!
それではまたお会いしましょう。
出典
・農林水産省 カプサイシンに関する情報
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/
・農林水産省 カプサイシンに関する詳細情報
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/syousai/
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